シナリオに関係するようでしないお話
こんにちは!
お久し振りでございます!
Project LUNO開発スタッフ、シナリオ担当の爽崎和生と申します。
絵や音楽関係でポロリをし始めた制作スタッフに負けじと、ゲームシナリオに出てくるキャラクターですが全くゲーム内に関係の無いお話をポロリしようと思います!
ではでは…
青年はどうやら拾い物をしたようです。
ロイ「おい見てくれよルーノ、ピュール火山でこんな物を拾ったんだ」
そう言ったロイの腕には黄金に輝くランプが握られていた。
ルーノ「わぁ、綺麗だねー」
私はロイさんが持っているランプに手を伸ばす。
ルーノ「あっ…!」
しかし寸前でよろけてしまい、擦るようにしか触れなかった。
ロイ「お、おい。大丈夫かよ?」
ロイが手を差し伸べようとした瞬間ーーランプが黄金色に輝いた!
ルーノ「うわっ、眩しい…な、なにこれ!?」
眩しさに目が眩むが、次に目を開けた時に我が目を疑った。
カレーの精「…我はカレーの精、カレイだ。汝、死ぬほどカレーを食べたいか?」
ロイ「おいおい…話が違うぜ…」
戸惑うロイさんの代わりに私は答えた。
ルーノ「死ぬほど…はいらないけど、カレーは食べたい!」
カレーの精「…汝の願い、しかと承った。一年分のカレーをくれてやろう」
こうして、ロイとルーノはウンディーネにカレーを持ち帰り、街の皆にカレーを振る舞ったとさ…。
ロイ「俺だってカレーぐらい作れるのによ…」
文句をチマチマ言いながらもカレーを配るロイさんは、なんだか楽しそうだった。
―完―
これはゲームのシナリオには出てきませんが、なんでしょうね…多分私が死ぬほどカレーを食べたかった事情により生まれたお話です。
という感じで、ポロリ?なのか分りませんが載せてみました。
これからもProject LUNO開発スタッフのメンバーを宜しくお願いします!
では、また会う日まで!